実話『Fukushima50』みどころ・感想|福島原発に残った者たち

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引用元:映画.com

現実にそこにいた人達には想像しようもない難しい決断と諦めや覚悟があった

目次

fukushima50|評価

こんな映画

恐怖。悲しみ。諦めと覚悟。逃げられない状況。難しい判断。真実。感動。感謝。

3段階の星評価

  ★★★ 
人に薦めたい作品

はり

見てよかった。知らんかったし、想像できてなかった。

ヘリ

ほんまに…。現場におる人。その家族。そこで何が起こっとったか。

はり

知っておくべきこと。残った人達が背負ったものの大きさが…大きくて重すぎた。

fukushima50|予告|あらすじ

予告動画

あらすじ

2011年3月11日、大地震の影響で大津波が発生し、福島原発は浸水により全電源を喪失した。

日本中に放射能を撒き散らすかもしれない危険な状態で、最悪の事態を回避するため、その場に残った人達は本当に命懸けだった。

みどころ

想定外の規模の津波

対策本部の頼りなさ

死を覚悟し残った人たち

fukushima50|動画配信

料金|配信状況

月額配信状況
U-NEXT2189円
Hulu1026円×
Prime Video500円
Disney+700円×
Netflix990円~×
※この情報は2021年3月13日時点ものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

動画配信サイト無料体験

fukushima50|キャスト・映画情報

キャスト|役名

キャスト役名
佐藤浩市伊崎:1•2号機 当直長
渡辺謙吉田昌郎:所長
吉岡秀隆前田:5•6号機 当直長
緒方直人野尻:発電班長
火野正平大森:グループ当直長
萩原聖人井川:第2班 当直副長
段田安則東都電力 フェロー
佐野史郎総理大臣
吉岡里帆遥香
富田靖子伊崎の妻
安田成美緊急対策室 職員
ダニエル・カール在日米軍 将校
wekipedia参照

監督|脚本

監督若松節郎
脚本前川洋一
原作門田隆将
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発
制作国日本
公開2020年3月6日
上映時間122分
wekipedia参照

fukushima50|ネタバレ感想

冒頭で感じる恐怖

映画館で鑑賞した際、冒頭の地震発生時のシーンはリアリティがあり恐怖を感じました。

東京で体験した私でさえフラッシュバックのようなものを感じたので、現地で被災した方は見れないかもと感じました。

テレビではそこまでの恐怖はなかったです。

手を挙げた者の覚悟

伊崎の「ベントに行ってくれる者は手を挙げてくれ」という言葉に静まり帰った。でも伊崎が手を挙げ「誰か一緒に来てくれないか?」という姿を見て、次々と手を挙げる者がいた。

正直な反応だと思う。

出来れば行きたくない。でも志願者がいないのなら自分が行こう。きっとそう思っていた。

だからみんな伊崎に続いた。凄い覚悟だと思う。

ただ嫌だから…というレベルの話ではない。この状況でこの質問は「死んでもいい者は手を挙げて」と変わらないと思う。

政府と本部の存在意味

ここに関してはどこまでが実際のやりとりなのかわからないけど、フェローは現場じゃなくて、自分の責任とか立場しか考えてないし、知識も判断能力も全くなかった。

意味のない命令や、意図のない指示で無駄な時間を使っていたかと思うとゾッとする。

吉田さんがハッキリと意見を言えて命令を無視しても自分の判断で指示できる人じゃなかったら取り返しのつかないことになっていた。

来なくていいですよ

爆発があって交代を少し待ってくれと連絡をしたとき「もう来なくていいですよ…」と言ったのは「任せてください」という意味ではない。

自分が死ぬのも嫌だけど他の人が犠牲になるのも嫌だ、もう自分が死のう…という絶望からの諦めでしかない。ちゃんとその気持ちに気づいてすぐに駆けつけた伊崎たち。

強がったけど、怖かったに決まっている。来てくれてどれだけ嬉しかったことか。

死を覚悟した者とその家族

家族の怖さも想像を超える者だったと思う。

現場に残った人たちが最期の覚悟をしたとき家族にメッセージを送った。そのメッセージを読んだ家族は現場の状況や様子はニュースで見る以外は何もわからない。

朝いつもと変わらず家を出て、いつも通り帰って来るはずだった相手があまりにも危険な場所にいる…

気丈にふるまうことで自分の気持ちを保っていたのかな。

結末・ラスト

爆発があり放射能は放出されてしまったが全てが大爆発して東日本が放射能に汚染されて住めなくなるという事態は避けられた。

でもそれが現実になる目前だったこと、実際に住めない地域を作ってしまったということを映画を見て改めて認識することができた。

テロップが悲しい

映画館で鑑賞した時は前日にコロナによるオリンピックの延期が発表されていました。

2020年7月に開催される
東京オリンピック・パラリンピックは
復興五輪と位置付けられ

聖火は福島からスタートする

このテロップは当時でも切なかったけど、予定されていた開催時期を過ぎた2021年の今見るともっと悲しく感じました。

原作

映画を見てしまうとどこが本当で、どこがフィクションなのか。全てを知りたくなる。

映画ついでに知識+

トモダチ作戦とは?

東日本大震災に対しアメリカ軍が行った緊急救援活動の事。

作戦には2万4000人の将兵、190機の航空機、24隻の艦艇が参加した。

引用元:wekipedia

わかりやすく、ストレートな作戦名。当時、実際に支援してくれている映像を見て優しさが温かくて涙がでたなあ。本当に感謝します。

記事を最後まで読んで下さり、ありがとうございます(^^)

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